基調講演

( 8月20日(土) 14:00~15:00 )

【演題 】
日本教育情報学会の地平

・講演:安達一寿(十文字学園女子大学、会長)

・対談: 安達一寿 (十文字学園女子大学、会長)

    林德治(甲子園大学 、前会長・顧問 )

  (司会:石川敬史 十文字学園女子大学)

【趣旨】

日本教育情報学会は、1985年に木田宏元会長の元、産官学より多くの有識者が結集し設立され、今年で38年目を迎えた。設立当初より今日まで、教育情報に関する学際的な教育研究により得られた知見を基盤に、実践と理論の融合を目指し、会員相互間の交流や連携を図ってきている。さらに、後藤忠彦元会長、林徳治前会長によりその理念が「伝承」され発展を遂げてきた。

一方、時代は大きな変革期を迎えている。超スマート社会の到来によるAIやビッグデータといった先端技術の動向もさることながら、新型コロナウイルスの出現による社会や教育への影響、国際情勢不安等、持続可能な社会の実現に向けての課題も山積している。「これからの社会や教育に対応し、何を(研究内容)どのように(研究方法)考え、どこまで追究するべきなのか? そして、未来の創造に寄与する情報や知見は何か?」このことを痛烈に考えさせられる変化が今起こっている。

これらの課題を解決し、それぞれのウェルビーイングを実現するためには、学会諸活動の質の向上と新たな取り組みが求められるところである。本学会のこれまでの流れを振り返りながら、会員の皆さんと共に、この課題に向かっての議論ができることを願っている。そのために、基調講演では、使命や展望に関する論点を提示したい。そのことが学会の地平を拓くことを期待したい。